2009年8月6日木曜日

作品紹介#004 -真砂雅喜篇

高校時代からの友人が今、一時帰国しており2年ぶりに会う。彼女はドイツで6〜7年働いて、今年フランス人男性と結婚し、現在はスイス在住。二人は何語で話しているんだろう、と常々思う。ドイツ語?いっそ英語?まさかフランス語?想定しているのは「日本語じゃないだろうね」ということくらい。


数年前に、出張先のイタリアはミラノで彼女と待ち合わせたことがあって、ミラノの外れの小さな小さな民宿に素泊まりし、深夜過ぎにピザとメインディッシュを一人一皿ずつ食べているカップルを横目に、「本当に申し訳ない」と言いながら一皿のパスタを二人で分けて食べた。

あのとき、私たちは知らぬ間に逞しくなったんだなあと感じた。肌の色も言葉も生まれも育ちも異なる様々な人たちと出会い、ともに過ごし、自分たちなりに生きる力と人生を楽しむことを身につけてきた気がして。


作品紹介四日目、最終日は真砂雅喜の作品を。

参考テキスト:"612621 -「思い出」を偽装することについて"







※撮影:minaco.






2009年8月5日水曜日

作品紹介#003 -安藤文絵篇

8/5、ビアガーデンがものすごいことになっていました。

大通公園のブラックマントラより西側にある白い滑り台では、いっぱいの子どもたちが遊んでいて、紛れて大人も大はしゃぎ。子どもはすぐに頭に汗をかいて髪も生え際も濡れますが、なんであんなにかわいらしいのでしょうね。一生懸命になって遊んでいるのをみると、ああ夏休みなんだなあと実感します。


作品紹介後半の三日目は、安藤文絵の作品です。

参考テキスト:"612621-「思い出」を偽装することについて"







※撮影:minaco.




2009年8月4日火曜日

作品紹介#002 -小林麻美篇

8/4の札幌は、「待ってました!」と多くの人が感じるほどの夏日でした。

私ミウラはうっかりふらふらと、ランチは南1条西8丁目にできたシンガポール料理(狸小路にある店舗の姉妹店で、こちらは食堂的。価格もね♪)でした。額にじんわりと汗をかきながら、少し離れた席で回り続ける昼過ぎの扇風機越しにみつめる白っぽいアスファルトに浮かんだ街路樹の濃い影は、まるで、本当に、一瞬のまぼろしのようでした。


作品紹介二日目の本日は小林麻美の作品です。

参考テキスト:"612621-「思い出」を偽装することについて"







※撮影:minaco.

2009年8月3日月曜日

作品紹介#001 -ミウラアヤ篇

ミウラですこんばんは。

8月も湿気の日が多い予想がでています。ビヤガーデンが始まってからというもの、なかなかパッとしない天候が続いていますが、しかし、ビールは湿度のあるほうがススムのはなぜでしょう。


さて、本日より4日間は本展出品作品を画像でご紹介致します。極力全貌は掲載せずに来たのですが、そろそろ「612621」展のブログとしても終焉に入りたいと思います。展覧会でご覧頂いた方、初めて本ブログでご覧になる方など様々ないらっしゃることと存じますが、作品に対するコメントは記載せず、画像だけでお楽しみ頂こうと思っております。

もし参考テキストが欲しいなあ、という方は本ブログに掲載しておりました "612621-「思い出」を偽装することについて"を併せてご覧ください。


まず初日は私、ミウラアヤの作品です。






※撮影:minaco.