

おはようございますー(切ないけれどややテンション低め)。
ミウラは昨晩より風邪をもよおしまして、けふはこれから風邪休養をとらせて頂きます。喉も痛いし鼻水は出るし、耳は遠いし、プルーンと間違って噛んだ舌の奥の跡が痛いし、頭痛はするしで風邪オンパレードです。麻美ちゃんも実は風邪と季節替わりの喘息とで最終日は病院にしばし滞在しておりました。
昨日で終了いたしました「612621」展は本当に多くの方々に足を運んで頂き、たくさんの出会いがあって、菊池さんご夫妻の大きな支えとご協力のもと素晴らしい会期となりました。まずはこの場をお借りして心から感謝を申し上げます。
私にとって初体験づくしでしたが、一度足を運んでくださった方々がお友達を連れていらしたり、何度も来てくれたり、「○○さんに勧められまして」と週末の合間を縫っていらしてくれたり本当に嬉しかったです。「これは安藤さんの、こういう作品なんですよ」と説明していたら、なんと安藤さんのご両親だったり、嬉しはずかしエピソードもいっぱいできました。
19時で終了したあとは、「夏至」を理由にクロージングパーティーへ突入しました。オープニングとは異なった顔ぶれでしたが、やはり和気藹々とした雰囲気のなか「大人って素敵だよね」「素敵な大人がいっぱいいて欲しいよね」という会話もちらほら。何の話の時かは忘れましたが、ここで過ごした時間や出来事と相まって、感極まりちょっと泣きました。
会期中、二階の設計事務所(跡)スペースを作家らの休憩室として使用させて頂いていたのですが、この場所で来訪者のみなさんとコーヒーやお菓子をつまみながら、あ、場合によって昼間からワインを空けたりして一緒に過ごし、話をし、笑ったり真剣な話をたくさんしました。あんなに皆さんとストレートに様々な事象や現実、未来の話をできたのは何故だったのでしょう。アートだけではなく、建築の話だったりデザインだったり、人生のことだったり祖父母や家族の話だったりと世代も性別も職種も越えて様々でしたが、どれも繋がっている気がしました。
また想い出して書くと思います。
みなさま、本当にありがとうございました。
あいかわらずギリギリの告知と報告ですが、明日6/21が「612621」最終日となりました。本日もたくさんの方々にお越し頂き、楽しく話も盛り上がり多くの貴重な出会いと時間を過ごすことができています、本当にありがとうございます。
そして本日6/20、展覧会に関するテキストを会場におきました。本展会期中としては6/20&21のみの設置ですが、お持ち帰り頂けるようA4サイズにし、エントランス付近に配置しました。併せて鑑賞頂ければ幸いです。
ちなみに、6/19には一部作品記録撮影が行われました。m.さんありがとうございます。引き続きよろしくお願い致します。私は所用で現場に同席できなかったのですが、あー、どんなふうになっているのでしょうか。とても楽しみです。
会場にある彼女の作品は「読む」というプライベートな行為を外に向かって発信してしまうような、 不思議な体験をする作品です。
写真は会場で執筆中の彼女。
「没頭する」作業とは無防備なものです。
描くにしろ、書くにしろ、安藤さんのワークショップの子供達も、
この会場では、みんなが無防備な姿をさらけていきます。
絵は声無き詩、詩は有声の絵。恩師がよく言っていた言葉です。
詩人のように先陣をきって、画家のように先陣をきって、人生を踊り唱える勇気。
「他」に、もしくは「多」に異を唱えることなく、たんたんと自分の仕事をする。
無防備でいるには強さが必要だなぁ、と思います。
それから、周囲や、人や、社会を信じることも。
怒濤の事後報告、ミウラです(笑)。
6/13(土)はまず、昨日の報告にもあったとおり、安藤さんの「Painting Project 2 ( futon project )」があってあっという間に布団が真っ茶色になりました。久々に快晴となった土曜で、足を運んでくださった方々と昼過ぎより盛り上がりながらそのまま18時からのオープニングパーティーになだれ込んだカタチとなりました。
ワインやシャンパン、ビール、おつまみ、オリーブ各種、和三盆など色々とご持参頂きながら適度な人数でわいわいと、大人のオープニングとなりました。最初は立食でやっていたのですが、そのうちテーブルの脚板をたたんで「ちゃぶ台」にかえ、みんなで座ってお喋りしました。
菊池さんも「かっこよかったよね」と仰るくらいに大人のパーティーだったのです。みなで会話を楽しみ、様々な話を共有したり、また個々の話題に戻ったり。隣の会話や離れたところの会話に垣根の全くない感じで、人との距離感も気持ちよい時間でした。二階で寝袋にくるまりながら色々話をしてみたり。
そんなこんなで、明け方にはいつのまにか雨が降っていて、片づけ終わって寝袋で私が眠ったのは5時。前夜の最終電車を逃した10代の若者と真砂さんは7時半ころまで隣り合ってぽつぽつとお話をしていたそうです。
みなさん、本当にありがとうございました。素敵な出会いと楽しい対話と貴重な時間に感謝します。
あ〜それにしても、毎日毎日いろいろなお土産や差し入れを頂きまして嬉しい限りです。ぽわん。
みなさま、ミウラです。
「オープニング2日前です」報告日記から5日も経過してしまいました。その間に、当然ながら(?)不眠不休かつ壊れがちなオープニング前夜を乗り越え、そのまま「612621」の朝を迎えました。
その間、何をしたか憶えていないまま(ああ、女子は交互に着替えに行きました)あっという間に19時から北大でトークイベント。私が司会進行を行ったのですが、改めて難しいなあと痛感しました。学生さんが多いかしらんと思っていたのですが、蓋をあけてみると30~50代という大人たち。
あわあわ、です。
今更言い訳じみていますが、ほとんど寝ずに挑んだ場で感極まった作家が2名ほどおりました。どういうお客様がいらっしゃるのだろうと、最初に聞いちゃおうかとも思ったのですがそんな余裕すら自分のなかに見いだせず、当日の各者のプレゼン内容から質問の糸口を探すのがせいいっぱいでした。どんな質問をすると、アーティストの話をお客様が理解できるところまで近づけていけるのか、など勉強させて頂いた感じです。いやあ~切ない、いや、つたない。
しかしながら、金曜の夜にも関わらず40名ほどの方々が足を運んでくださいました。本当にありがとうございました。質問を下さった学生の皆さんもありがとうございます!
「菊池邸建設予定地とは何なのか?」
という問いを、初日時点で各者に問いました。最終的にはどんな思いと答えになっているのか、自分自身で楽しみです。
でトーク後は、会場で引き続き打ち上げの場を準備頂き23時半頃まで、お越し頂いた方々とお話しをさせて頂きました。中学校時代の同級生・Yちゃんがオーナーであるcafe me, Weのケイタリングと一緒におよそ20種にのぼるワインを楽しみました。
実はそれほどでもないと思っていたのですが、けっこうストレスフルになっていたらしく、木曜夜~土曜夜まで左目の眼球が充血して痛かったんです...土曜6月13日のオープニングパーティーにたどり着く頃にはすっかり治っていましたが。
ミウラです。
二日前となりました「612621」、大詰めも大詰めです。もう改めて言うまでもないんですが、こんな話題からしか書き始められない状態をお許し下さい(笑)。
作品だけではなく、当然のことながら作品の制作方法や過程も四者四様でした。「た」って過去形にできないんですが...。とにかく、思考と制作を重ねながら、それぞれがそれぞれのテンポで取り組んできた約2ヶ月間。アートが何であるか、アーティストが何であるかを自問自答したり対話しながら、根本的な部分と見つめ合う時間も多々ありました。
展覧会開始まで2日間、そしてトークイベントもオープン当日の夜にありますので、その準備も必要となります!
むん!疲れてなどいられないのです。
やきそば食べてがんばるぞー。オー。
今日はオープンスタジオ最終日ですが、嬉しいことに入れ替わり立ち替わりお客様がいらしてます。安藤さんの作品にも、様々な方々の筆致ならぬ手致足致が加わり、私には重厚にさえ感じられてきました。
私たちといえば、壁や床やらを塗り直しているため、連日不織布ツナギ(使い捨て作業着)を纏っており、怪しい外見このうえありません。小林嬢はそのまま路地を歩いて「避けられた」らしく、「雨合羽には見えなかったみたい」と。ま、それはしょうがないと思うのアタシ。
着々と難々(?)と各人が制作に励んでいるなか、一段とマイペースの異彩を放っているらしい私ですが、「私には私のペースがあるんだい!」と思うあたりやっぱりマイペースなんでしょうね。あはは。
いよいよ今週6月12日(金)からスタートする展覧会「612621」。初日19時からはトークイベントもございます。待ってま~す。
ども、こういうブログ日記大好きのミウラです。
お客様をお迎えしての準備日となった5月30日、私たち7名(客人2人+菊池氏+作家4名)は運動会が終わって静まりかえった北光小学校前を通り過ぎて、知床産ロストチキンレッグを買いにいきました。「あ~、作品進んでないのにな~」という己のツッコミは心底深くおしやって。
場所は、以前ここで書いた「市場のような建物」なのですが、市場ではなくってショッピングセンター北星という呼称でした。そうよね、ショッピングセンターよね。大人7人でガヤガヤと7本のチキンレッグ(1本420円)を購入。
その後2階の着物+和装小物売り場を物色(笑)。麻美ちゃんに似合う1,050円の洋服を発見したり、小紋柄大判風呂が800円だったり、絞りの帯〆が250円だったり。みんなで好き放題コメントしていたのですが、きっとみんな内心「また来よう」とか想っているに違いない。いや~、小紋もあって風呂敷や端布、和装小物が格安で揃っていて個人的には超穴場です。
お騒がせしてすみませんでした!
■開催概要
展覧会名:612621
作家:
・小林麻美
・ミウラアヤ
・安藤文絵
・真砂雅喜
日時:
2009年6月12日(金)~6月21日(日)
13:00~19:00
会場:
旧WanderArchi建築設計事務所
(菊池邸建設予定地)
札幌市東区北11条東6丁目1-23
※最寄駅:地下鉄東豊線「東区役所前」
4番出口より徒歩3分
企画・主催:612621 project
協賛:菊池夫妻(WanderArchi建築設計事務所+会社員)
■関連企画
・Open Studio(公開制作):
6月5日(金)~6月7日(日)
13:00~19:00
・Painting Project Ⅱ
(安藤文絵ワークショップ):
6月13日(土) 13:00~17:00
・Opening Party:
6月13日(土) 18:00~
※持ち寄り形式のアットホームな
パーティーにしましょう。
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■問合せ
612621@@gmail.com
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